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中東から世界が崩れる イランの復活、サウジアラビアの変貌 (NHK出版新書)

中東から世界が崩れる イランの復活、サウジアラビアの変貌 (NHK出版新書)

高橋 和夫

累計読者数18
平均ハイライト数 21.1件/人
推定読了時間 約5時間7分
star総合評価 62/100
start序盤集中型
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この本について

中東のニュースって、断片的な言葉だけが飛び交って、全体の流れがつかめずにもやっとしがちです。宗派だとか、革命だとか、産油国の思惑だとか…結局どこがポイントなのか、自分の中で整理できないまま流してしまうことが多いなと感じています。 この本は、その混乱をほどく時にちょうどいい距離感なんですよね。たとえば、イランとサウジの対立を「宗派の違い」とだけ片付けないで、王制への恐怖や歴史的な上下意識まで普通の言葉で説明してくれる。イスラエルとの関係でも、アラブ人ではないイランがなぜあれほど強硬なのか、国としての立ち位置から読み解ける。アメリカの関与も、長年“警察官役”をすげ替えてきた結果どうなったのかが、具体的な出来事と一緒に見えてくるので、ニュースの意味が急に立体的になります。 読んでいて感じたのは、中東って「複雑だから理解できない」のではなく、「背景を知らないまま表面だけを追っていたからつながらなかっただけ」なんだということでした。仕事で海外情勢に触れる人だけでなく、日常的にニュースに置いていかれがちな人ほど、視界がひらけるはずです。 特に、地名や宗派の言葉を聞くだけで頭が固まってしまう人に刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

かつて「悪の枢軸」と名指しされるも、急速にアメリカとの距離を縮めるイラン。それに強い焦りを覚え、新しいリーダーの下で強権的にふるまうサウジアラビア。両国はなぜ国交を断絶したのか?新たな戦争は起きるのか?ISやシリア内戦への影響は?情勢に通じる第一人者が、国際政治を揺るがす震源地の深層を鮮やかに読みとく!
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