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弱者戦略: ストーリーで読む経営戦略 (Panda Publishing)

弱者戦略: ストーリーで読む経営戦略 (Panda Publishing)

西村克己

パンダ・パブリッシング / 2017-01-27

累計読者数6
平均ハイライト数 14.8件/人
推定読了時間 約2時間59分
star総合評価 63/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 63%

この本について

新しい事業のタネを考えるたびに、「自分たちが勝てる場所ってどこなんだろう…」と手が止まることがよくあります。頑張ればいける気もするし、でも大手と正面からやり合うのは無理があるよな、とか。私もずっとその堂々巡りにハマっていました。 この本が面白いのは、経営戦略の専門書というより、「弱者がどう生き残るか」を物語形式でゆっくり教えてくれるところです。たとえば、得意分野でまず小さくナンバーワンを取りにいく、という考え方は、手の届く範囲で確実に勝ち筋をつくるイメージがつきやすいですし、コンセプトを短く言い切れるところまで削る話は、実際の企画会議でもそのまま使える感覚があります。「経営資源にチャネルを入れるべき」というあたりも、目の前の強みの棚卸しが一段深くなる感じがありました。 個人的には、ドメインを永遠に固定しなくていい、という一文にかなり救われました。事業の方向性って一度決めたら変えてはいけないような空気がありますが、5年に一度見直していいと言われると、もう少し柔らかく考えていいんだな、と肩の力が抜けます。 自分の強みがぼんやりしていて、どこに集中すべきか悩んでいる人に刺さる一冊だと思います。今のリソースでどう戦うか、その「現実的な視点」がゆっくり整っていきます。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

■ストーリーを読むだけで、経営戦略がわかる1冊! ドメインやコアコンピタンスをはじめ、ビジネスモデル策定、戦略の4C、SWOT分析、PMマトリクス、ランチェスター戦略、マーケティング戦略など、「戦略とは何か」から学べます。 ■若手ビジネスマンにこそ読んでもらいたい 経営戦略とは、組織の中長期的な方針であり、「強みを活かして戦う」ことです。 「経営戦略の視点」は組織運営に携わっている人以外にも有効で、とくに若手サラリーマンにこそ知っておいてもらいたい内容です。 ・なぜ商品が売れないか ・なぜライバルに勝てないのか ・なぜ企画が通らないのか こういった悩みも、「経営戦略の視点」があれば、より解決策を見つけやすくなるはずです。 戦略次第では、たとえ劣勢でも勝てるのです! ■構成 中堅食品メーカーの経営戦略室で働く江川エリは、考えた企画がなかなか通らず、通ったお好み焼き企画では大失敗となってしまう。 しかし、MBAホルダーの出世頭から「戦略の視点」を学び、中国での新規事業を成功させていく。 ■著者略歴 西村克己(にしむら・かつみ) 岡山市生まれ。経営コンサルタント。 1982年東京工業大学「経営工学科」大学院修士課程修了。富士写真フイルム株式会社を経て、1990年に日本総合研究所に移り、主任研究員として民間企業の経営コンサルティング、講演会、社員研修を多数手がける。2003年より芝浦工業大学大学院「工学マネジメント研究科」教授、2008年より芝浦工業大学大学院客員教授。専門分野は、MOT(技術経営)、経営戦略、戦略的思考、プロジェクトマネジメント、ロジカル・シンキング、図解思考。 著書に、『よくわかる経営戦略』(日本実業出版社)、『論理的な考え方が身につく本』(PHP研究所)、『経営戦略1分間トレーニング』『1分間ジャック・ウェルチ』(共にSBクリエイティブ)。『図解 これ以上やさしく書けないプロジェクトマネジメントのトリセツ』『図解 これ以上やさしく書けない経営戦略のトリセツ』『図解 これ以上やさしく書けない問題解決のトリセツ』(小社)など多数。
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