
日本発「ロボットAI農業」の凄い未来 2020年に激変する国土・GDP・生活 (講談社+α新書)
窪田新之助
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この本について
農業の話って、自分の生活から遠いようで、実はじわじわと不安につながるところがあります。人口減少とか高齢化とか、なんとなく「このまま日本は大丈夫なんだろうか…」と感じるあの感覚。僕も似たようなもやもやを抱えていて、この本を手に取りました。 読んでみて驚いたのは、農業が“衰退していく産業”ではなく、データとテクノロジーで一気に跳ね上がる余地を持っていたことです。ベビーリーフ農家が年商10億を超えていたり、トマト農家がセンサー管理で収量20%増・肥料40%減を実現していたり、思っていたよりずっと現実的で数字がはっきり出ている。特に、KSASやゼロアグリの話は、勘と経験の世界だと思っていた農業で「どう作ればどう結果が出るか」を見える化しているところが刺さりました。理由より結論を先に見せてくれる感じが、現場のリアルさに近いんですよね。 もう一つ気づかされたのは、これから数年で大量離農が起きて土地が一気に動くという指摘。なんとなく「農業の人が減る=困る」という一方向のイメージしかなかったけれど、残る人にとっては逆にチャンスになる可能性もある。その構造を丁寧に説明してくれるのがありがたかったです。 未来の産業の変化を、自分の仕事にどう重ねて考えればいいか知りたい人に刺さる本だと思います。
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