
抵抗勢力との向き合い方
榊巻亮
この本について
プロジェクトを動かしていると、相手の懸念にどう向き合えばいいのか分からなくなる瞬間がありますよね。正しいことを言っているはずなのに通じないとか、「抵抗している側が悪い」という空気に自分まで流されそうになるとか。僕自身、現場と議論が噛み合わなくて空回りした経験が何度もあります。 この本がくれたのは、「抵抗は悪ではなく、人として自然な反応だ」という前提に立ち戻る視点でした。相手の“見ている事実・範囲・時間軸”が自分とズレているだけで、目的まで否定したいわけじゃない。そのズレを合わせる具体的な方法が、驚くほど実践的に書かれています。批判や不満を書き出して“人”から切り離したり、まず共感から入って進め方を一緒に考え直したり、「将来の要件」から課題を見ることで過去否定の空気を避けたり。どれも、明日からの会議でそのまま使えるレベルです。 特に刺さったのは、「誰が正しいか」ではなく、「(批判者+推進者)vs書き出された批判」という構図を作るという発想。これだけで議論が対立から協働に変わる感覚があります。変革を引っ張る立場にいると、自分が正論を言わなきゃと肩に力が入りがちですが、この本はその力みをほどいてくれます。 変化に伴う“抵抗”に疲れてしまったリーダーには、かなりしっくり来ると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
信頼関係と動機づけの基礎: 実践!チームマネジメント研修① 実践シリーズ (株式会社ポテンシャル・ディスカバリー・コンサルティング)
坂本 健

共に変容するファシリテーション――5つの在り方で場を見極め、10の行動で流れを促す
アダム・カヘン and 小田理一郎

対立の炎にとどまる――自他のあらゆる側面と向き合い、未来を共に変えるエルダーシップ
アーノルド・ミンデル、バランスト・グロース・コンサルティング株式会社、松村憲、西田徹

ネイビーシールズ(米海軍特殊部隊)・リーダーズ・マニュアル
ジョッコ・ウィリンク、森内 薫

他者と働く──「わかりあえなさ」から始める組織論
宇田川元一
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要