
アフターダーク (講談社文庫)
村上春樹
Kodansha / 2006-09
累計読者数4
平均ハイライト数 2件/人
推定読了時間 約5時間53分
star総合評価 43/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 75%
この本について
最近、ふとした瞬間に昔のことが頭をよぎって、「あれってなんだったんだろう」と立ち止まることがあります。大事だと思っていた記憶が急に色あせたり、逆にどうでもいいような場面ばかり繰り返し思い出したり。意味づけようとすると余計に混乱して、ただ疲れるだけ…そんな感覚、けっこうありますよね。 『アフターダーク』の抜粋を読むと、村上春樹はその混乱を無理に整理しようとしないで、別の角度からそっと眺めさせてくれるんだなと思います。記憶は重要度で仕分けできるものじゃなくて、生きるための“燃料”としてただそこに積もっていくもの。その発想に触れると、「思い出す理由を無理に探さなくてもいいのかもしれない」と肩の力が少し抜けます。また、自分のことを逆側から眺めてみると、抱えていた重さがふっと軽くなる瞬間がある。この視点は日常の行き詰まりにもじわっと効いてきます。 深夜の街をさまようような、どこか宙ぶらりんな気持ちのときに読むと、自分の内側のざわつきと物語の空気が静かに呼応する一冊です。過去の扱い方にうまく折り合いがつかない人に、特に刺さると思います。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの60%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
時計の針が深夜零時を指すほんの少し前、都会にあるファミレスで熱心に本を読んでいる女性がいた。フード付きパーカにブルージーンズという姿の彼女のもとに、ひとりの男性が近づいて声をかける。そして、同じ時刻、ある視線が、もう一人の若い女性をとらえる―。新しい小説世界に向かう、村上春樹の長編。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要








