
改訂新版 日銀を知れば経済がわかる (平凡社新書844)
池上 彰
平凡社 / 2017-05-15
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この本について
経済ニュースを見ても、なぜ金利が動くのか、日銀が何をしているのか、いまいちピンと来ないまま流してしまうことってありませんか。自分もずっとそうで、「政策金利って結局なに?」「日銀が国債を買うと何が変わるの?」と、断片的な理解のまま仕事でも生活でも判断に迷うことが多かったです。 この本がよかったのは、専門用語を“身近な場面まで引き下ろしてくれる”ところでした。たとえば、金融機関の決済が日銀ネットを経由している仕組みを知ると、ニュースの「資金が逼迫」「金利が動く」が急に実感を伴い始めます。さらに、コール市場の金利をどう誘導しているのかや、量的緩和とゼロ金利の関係も、教科書よりずっと現実的な流れで理解できました。政策判断の裏で何が起きているのかが、点ではなく線になる感覚があります。 もう一つ大きかったのは、「なぜ中央銀行はこんなに複雑なのか」という疑問に地道に答えてくれること。国債の買い入れが進むと何が起こるのか、バブル期に金利をどう動かしたのか、その歴史的な判断まで追えるので、いまの政策が極端に見えるときでも背景を想像しやすくなりました。 経済に苦手意識があるけれど、ニュースの見え方を一段上げたい人に刺さる一冊だと思います。
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出版社による紹介
デフレ脱却のための異次元緩和やマイナス金利導入など、日銀の動向に注目が集まっている。そこで2009年の旧版にこの間の情報を加筆。日銀誕生から最新の政策まで丁寧に解説!
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