
完本 中国古典の人間学
守屋 洋
President Inc / 2004-11-04
累計読者数3
平均ハイライト数 16.3件/人
推定読了時間 約7時間5分
star総合評価 46/100
start序盤集中型
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この本について
仕事でチームを動かすとき、「細かく見すぎて息苦しくしていないかな」とか、「任せたいのに任せるのが怖い…」みたいな迷いって、どうしても出てきますよね。自分では気をつけているつもりでも、気づけば“やりすぎ”か“やらなさすぎ”のどちらかに振れてしまう。その揺れに疲れている人は、実は多い気がします。 『完本 中国古典の人間学』を読んで感じたのは、先人たちがすでに同じ迷いを抱え、試行錯誤してきたということでした。例えば「明なれども察に及ばず、寛なれども縦に至らず」という欧陽修の話は、リーダーの“ちょうどよさ”がどれほど難しいかを静かに教えてくれますし、「小鮮を烹るが如し」という老子の比喩は、必要以上に手を突っ込まない勇気の大事さを実感させてくれます。また、太公望の「兵と暑さ寒さを共にする」姿勢は、部下の立場を理解するとは結局こういうことだよな、と日常の行動レベルで刺さります。 この本は、派手な名言で鼓舞するタイプではなく、「自分のズレをそっと整えてくれる」感覚に近いです。読む前後で劇的に何かが変わるわけではないけれど、翌日ふとした判断の場面で思い出して、少しだけやり方が穏やかになる。そんな効き方をしてくれます。 自分のリーダー像に迷いがある人、あるいは“強さ”と“優しさ”のどちらかに偏りがちな人には、特にしっくりくると思います。
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出版社による紹介
日本の近代を切り開いてきた先人たちの教養の根幹には、中国古典があった。 近年、日本人からその伝統的な素養が失われたことは、社会が液状化現象を呈し、説得力のないリーダーが幅をきかせることの、一因となってはいないだろうか。 本書では、めぼしい中国古典二十四篇を網羅し、そのエッセンスに触れながら先賢の知恵に学ぶことを意図している。 その内容は古びていないどころか、現代人にこそ必要な叡智がぎっしりと詰まっている。ぜひ、本書を通して、中国古典の魅力の一端に触れてみてほしい。 【収録】 『左伝』『戦国策』『史記』『三国志』『十八史略』『孫子』『呉子』『六韜・三略』 『諸葛亮集』『三十六計』『論語』『孟子』『荀子』『近思録』『伝習録』『老子』 『荘子』『管子』『韓非子』『顔氏家訓』『貞観政要』『宋名臣言行録』『為政三部書』『菜根譚』 【目次より】 ◆左伝 ◆戦国策 ◆史記 ◆三国志 ◆十八史略 ◆孫子 ◆呉子 ◆六韜・三略 ◆諸葛亮集 ◆三十六計 ◆論語 ◆孟子 ◆荀子 ◆近思録 ◆伝習録 ◆老子 ◆荘子 ◆管子 ◆韓非子 ◆顔氏家訓 ◆貞観政要 ◆宋名臣言行録 ◆為政三部書 ◆菜根譚
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