
「帝王学」講義――中国古典に学ぶリーダーの条件
守屋 洋
President Inc / 2020-01-11
累計読者数9
平均ハイライト数 24件/人
推定読了時間 約3時間56分
star総合評価 51/100
start序盤集中型
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この本について
最近、立場が上がるほど「どう振る舞えばいいのか分からない」「部下との距離感がつかめない」といった声をよく聞きます。自分なりに誠実にやっているつもりでも、強く出れば独りよがりに見えるし、優しくすれば甘いと言われる。そんな揺れの中で、この本の抜粋を見て保存した人の気持ちはすごく分かります。 たとえば兵を赤ん坊やわが子のように見る、という一節。これを読んで「そんなきれいごと無理だよ」と感じつつも、普段の接し方が積み重なっていざというときの信頼につながる、という地に足のついた視点が腑に落ちます。また、孔子の五つの諫め方の話も、相手や状況によって伝え方を調整する難しさをそのまま代弁してくれるようで、自分のコミュニケーションの癖を振り返るきっかけになりました。さらには「能力より先に、実行があって言葉は後からついてくる」という姿勢も、派手なリーダー論に振り回されていると忘れがちなところです。 この本は、古典を使いながらも精神論を押しつけてこないのがありがたくて、迷いながら動いている人の背中をそっと整えてくれる感じです。肩肘張ってリーダーになろうとしている人よりも、「気づいたら人を導く立場にいて困っている」という方に特に刺さると思います。
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出版社による紹介
【内容紹介】 「貞観政要」「書経」「韓非子」三大古典に凝縮されたリーダー学の粋! 中国古典は、多かれ少なかれリーダーの条件やその心得についてふれているのだが、とりわけこの二冊(『貞観政要』『書経』)は、トップの心得を学ぶうえで打ってつけの内容なのである。そこで本書でもこの二冊を軸に据えてみた。 ただし、現代はトップにとっても厳しい時代である。この二冊だけではあまりにも理想に過ぎて、空回りする心配がないでもない。そこでもう一冊『韓非子』を加えることにした。 『韓非子』という古典は、一言でいえば、性悪説の上に立った「帝王学」を説いている。これを加えることによって塩味をきかせてみたのである。 【目次抜粋】 はじめに 序章 リーダーの条件 一、智 二、勇 三、仁 四、信 五、謙 六、寛 七、義 第一章 『貞観政要』の帝王学 帝王学その一 諫言に耳を傾ける 帝王学その二 わが身を正す 帝王学その三 緊張感を持続させる 帝王学その四 人材を活かして使う 帝王学その五 初心忘るべからず 第二章 『書経』の帝王学 一、堯と舜 二、禹 三、殷の湯王 四、太甲と伊尹 五、高宗と傅説 六、周の文王と武王 七、周公旦 八、成王の覚悟 九、『書経』の名言 第三章 『韓非子』の帝王学 一、思想の系譜 二、韓非子のめざしたリーダー像 三、「術」による組織管理 四、臣下の動向から目を離すな 五、どこで墓穴を掘るのか 六、仕える側の心得 七、韓非子流の人間学 八、『韓非子』の名言
読んだ内容を、もう忘れない。
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