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戦国ベンチャーズ ― 人事の天才・徳川家康と曹操に学ぶ、「強みの経営」とは?ー (SHOWS Books)

戦国ベンチャーズ ― 人事の天才・徳川家康と曹操に学ぶ、「強みの経営」とは?ー (SHOWS Books)

北野唯我

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star総合評価 55/100
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この本について

チームを持つたびに、「この進め方で本当に成果につながっているのか?」と不安になる瞬間がよくあります。人が増えるほど意思決定は重くなるし、気づけば“動いているけど前に進んでいない”感覚に包まれることもあると思います。僕自身、フェーズが変わるたびに強みの使い方がズレていくあの感じに何度も悩まされました。 『戦国ベンチャーズ』は、そんなモヤモヤに対して妙に現実的な視点をくれます。例えば、強みは性質だけでは成果につながらず、行動パターンにまで落ちて定着して初めて意味がある、という指摘。これはメンバーをどう配置するか迷ったときの判断軸としてすごく効きました。また、組織がダメになるのは能力の問題ではなく、自浄作用が働かず「課題をちゃんと設定できない状態」に陥るからだという話も、痛いほど腑に落ちます。結局リーダー自身がハードシングスをくぐらないと、本質的な課題設定力は身につかない。逃げたくなるけれど、そういう現実を避けずに語ってくれるのがこの本の良さです。 特に刺さるのは、強みを活かす組織とは弱みを無効化するための“交換所”だという考え方。人を無理に変えるのではなく、環境と組み合わせで強みを引き出す。その視点に立つと、メンバーの見え方も変わっていきます。 チームの停滞感に悩みつつ、「どうやって強みを軸にした組織を作るべきか」を真剣に考えたい人には、かなり刺さる一冊だと思います。

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