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池上彰の世界の見方 中東~混迷の本当の理由~

池上彰の世界の見方 中東~混迷の本当の理由~

池上彰

小学館 / 2017-08-06

累計読者数5
平均ハイライト数 36.6件/人
推定読了時間 約3時間44分
star総合評価 58/100
start序盤集中型
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この本について

中東のニュースを見ていても、背景がつかめずに「結局、何がどうつながっているんだっけ…」と混乱することが多いと思います。国名や宗教名は知っているのに、なぜ争いが続くのか、どこに火種があるのかが見えないまま情報だけが流れていく感じ。僕もずっとそのモヤモヤを抱えていました。 この本がよかったのは、いま起きている出来事を“遠い国の話”ではなく、因果関係のある現実としてつなげてくれたところです。たとえば、ソ連が国境の外に味方を置きたがる理由が、第二次世界大戦での死者数という桁違いの体験に紐づいている話。これは北方領土や朝鮮半島の緊張感まで一本の線で理解できるようになります。また、イスラム世界の対立が「宗教そのもの」ではなく、コーランの読み方の幅や、歴史的な権力構造に深く関係していることも、抽象論ではなく具体的なシーンで説明されます。タリバンに残っていた“昔の仲間”がビンラディンを客人として迎えた理由など、断片で知っていた出来事が急に立体的になりました。 中東情勢を専門家のように語りたいわけじゃないけれど、ニュースを見て混乱したくない人にはちょうどいい距離感の本だと思います。「世界の動きを、自分の生活とどう結びつけて理解すればいいのか」に悩んでいる人には特にしっくり来るはずです。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

中東情勢の基本が驚くほどよくわかる。 国際紛争の震源地ともいえる中東。 イスラム過激派によるテロが頻発し、大勢の難民が欧州に流入。 なぜこんなことになってしまったのか? その答えを見いだすには、歴史のどの地点から見直せばよいのか? 池上さんは、現在の中東の混乱は、1978年のソ連によるアフガニスタン侵攻から振り返るとわかりやすい、と言います。 自称「イスラム国」(IS)が誕生して世界でテロが頻発するようになるまで、約40年の間に何があったのか? 大国の身勝手、イスラム教の宗派対立、土地や資源をめぐる争い。 理解しがたい中東の真実が、池上さんによって鮮やかに解説されます。 本書は、池上彰が選ぶ独自のテーマで、世界の国と地域を解説する『池上彰の世界の見方』シリーズの4冊め。 中東とイスラムの基礎・基本がよくわかります。 【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
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