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窓ぎわのトットちゃん 新組版 (講談社文庫)

窓ぎわのトットちゃん 新組版 (講談社文庫)

黒柳徹子

講談社 / 2015-08-12

累計読者数6
平均ハイライト数 11.5件/人
推定読了時間 約4時間10分
star総合評価 58/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 55%

この本について

仕事でも家庭でも、人にどう寄り添えばいいのか、ふと迷うことがあります。相手の話を最後まで聞くつもりでいても、つい効率を優先してしまったり、自分の価値観を押しつけてしまったり。あとから「もっといい関わり方があったかも」とモヤモヤが残るあの感じ、けっこうしんどいですよね。 『窓ぎわのトットちゃん』を読み返していると、そのモヤモヤが少し静かになる瞬間があります。たとえば、校長先生がトットちゃんの話を四時間聞ききった場面や、誰かを叱る時でも親を呼ばず、本人との対話だけで解決しようとする姿勢。これは理想論じゃなくて、「こういう関わり方が“現実に存在した”」という事実が効いてくるんです。また、弱さや違いを恥と結びつけないために、競技や授業の形そのものを変えてしまう発想には、大人側の都合を一回脇に置く勇気が感じられて、自分の中の固定観念がほぐれます。さらに、戦時下で食べ物も遊びも限られた日々の中で、それでも子どもたちの「嬉しい」を消さないように工夫する大人たちの姿は、余裕がない時の振る舞いについて考え直すきっかけになります。 誰かを導く立場にいる人よりも、「人との距離感にいつも悩みがちな人」にこそ刺さる本だと思います。完璧な解をくれるわけじゃないけれど、丁寧に向き合うということが、もっと素朴で、もっと小さな行為の積み重ねでいいんだと気付かせてくれます。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

戦後最大のベストセラー『窓ぎわのトットちゃん』。単行本、文庫、絵本の累計は800万部!35カ国以上で愛読されています。本書はその新組版。字が大きく絵も鮮やかになりました!トットちゃんがユニークな教育のトモエ学園で、友達とのびのび成長していく自伝的物語。深い愛情で子どもたちの個性を伸ばしていった校長先生が、トットちゃんに言い続けた言葉「きみは、本当は、いい子なんだよ」は、今も黒柳徹子さんの宝物です。
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