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ヒトは、こんなことで死んでしまうのか

ヒトは、こんなことで死んでしまうのか

上野正彦

累計読者数5
平均ハイライト数 8.8件/人
推定読了時間 約4時間5分
star総合評価 37/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%

この本について

ふだん生活していると、「人ってどんなことで命を落としてしまうんだろう」と一度は考えるのに、具体的なことはよく分からないまま放置してしまうことが多い気がします。怖い興味というか、知りたいようで直視したくないような、あの感じです。僕も同じで、ネットの断片的な情報では余計に不安になるタイプでした。 この本は、そのモヤモヤを変に煽らず、淡々と「人の身体がどういう仕組みで限界を迎えるのか」を説明してくれます。たとえば、首を圧迫したときに先に止まるのは呼吸ではなく神経や血流だとか、喉に小さな欠片が入っただけでショックが起きうるとか、漠然と“怖い”ではなく“どうしてそうなるのか”まで踏み込んでくれる。電気事故や窒息、毒物などの話も、事件の描写ではなく身体の反応を軸に語られるので、必要以上に感情を揺さぶられずに読めました。 読んでいて思ったのは、死の話というより「自分の体がどんなふうに守られ、どんなときに脆くなるのか」を知る本なんですよね。救急の場面を想像できたり、ニュースの“原因不明”が少しだけ具体的に理解できたり、世界の見え方が一段深くなる感覚があります。冷静に事実を知りたい人に向いていると思います。 特に、「怖さの正体を言語化できないまま抱えている人」に刺さる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

われわれの隣にあって、しかしほとんど知られていない死の現実について、他に類を見ない豊富な知識と経験を持つ法医学の第一人者が、これまでにない角度で、死を語り尽くす。意外な現実、想像もできない事実、不思議な人体の謎、死の知識の常識・非常識、知っていそうで知らない医学的知識...、われわれは死について何も知らなかった。監察医として二万体の検死・解剖を行なった著者が、持てる知識と経験のすべてを明かす「生と死のバイブル」。
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