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学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方 (角川文庫)

学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方 (角川文庫)

サンキュータツオ

KADOKAWA / 2016-11-25

累計読者数11
平均ハイライト数 7.9件/人
推定読了時間 約3時間6分
star総合評価 52/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 39%

この本について

言葉を使う仕事をしていると、「この言い回しで本当に伝わってるのかな」とか、「似たような言葉の違いが、どうもしっくり整理できない」というモヤモヤがたまに出てきます。辞書を引けば意味は載っているけれど、いま引っかかっているポイントには届かない感じがする、あの感覚です。 この本は、そういう行き場のないモヤモヤに、国語辞典という道具の“見方そのもの”から手を伸ばしてくれます。「ドアがあいている」と「あけてある」の違いを、意志の有無で整理するような視点や、「二階へ上がる」と「手が上がる」を全体と部分で区別する発想など、言葉を分解するための軸がじわっと増えていくんです。辞書を読む楽しさというより、言葉をどう捉えるかの“考え方”が静かに更新されていく感覚に近いと思います。 さらに面白いのは、辞書そのものにも思想があると教えてくれるところ。三省堂は用例主義、岩波は規範主義、広辞苑は百科事典寄り、といった背景を知ると、同じ語を引いても見える景色が変わります。「まちがった日本語」と言われる表現も、研究者は“揺れ”として扱うという話も、日常で言葉に戸惑ったときの逃げ道になりました。 言葉に正解を求めすぎて疲れてしまう人、もしくは文章を書くたびに小さな違和感が残る人には、とても静かに効く一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

朝日新聞「天声人語」で紹介! 辞書の世界をのぞいてみよう 芸人ならではの切り口で、代表的な国語小辞典を例にとりながら、語数、品詞、デザイン、歴史、用例、語釈などから辞書の魅力を多面的に紹介。あなたの知らないディープな辞書の魅力がここに!(イラスト:宮尾和孝) 【目次】 この本に登場する主な辞書 自分だけの一冊がわかる!? オススメ辞書占い はじめに 第1章 広くて深い辞書の世界をナビゲート 1.国語辞典は、みんなちがう! 2.国語辞典のルーツ 3.辞書の中にもブランドがある 4.国語辞典は二冊持つ時代 5.なぜ、こんなに多様化したのか? 6.忘れちゃいけない文法問題 7.辞書のディテールを楽しむ 第2章 タツオセレクト! オススメ辞書ガイド 1.キャラクターで解説! 個性派辞書図鑑 『岩波国語辞典』 『新明解国語辞典』 『明鏡国語辞典』 『集英社国語辞典』 『新潮現代国語辞典』 『ベネッセ表現読解国語辞典』 『角川必携国語辞典』 『新選国語辞典』 『三省堂国語辞典』 『日本語 語感の辞典』 『基礎日本語辞典』 コラム『基礎日本語辞典』著者 森田良行先生にインタビュー 2.まだまだある! 紹介したかった「国語辞典」たち 3.タツオオススメ「辞書関連本」 ことばのぬまのおくがき(あとがき) 文庫版あとがき 解説 三浦しをん
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