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ゲーム開発者の地図: 20年の個人開発から学んだこと

ゲーム開発者の地図: 20年の個人開発から学んだこと

SmokingWOLF

累計読者数3
平均ハイライト数 2.3件/人
推定読了時間 約7時間26分
star総合評価 35/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 36%

この本について

ゲームを作っていると、「自分の感覚が正しいのか」「なんでこんな簡単なことに気づけなかったんだろう」と落ち込む瞬間がけっこうありますよね。とくに戦闘バランスやキャラ設定みたいな“感覚と理屈のあいだ”にある作業は、経験を積んでいるつもりでも迷子になりがちです。僕も同じで、手応えのない調整を延々と回してしまうことがあります。 この本が面白いのは、そういう迷いに対して「もっと賢くなれ」と説くんじゃなくて、著者自身の失敗や未熟さを丁寧に言葉にしてくれているところです。たとえば、敵に味方と同じ魔法を使わせるだけでプレイヤーの受け取り方が変わる話は、“仕組みは同じでも見せ方でゲーム体験が変わる”という当たり前のようで見落としやすい視点を思い出させてくれます。委員長という役職だけでキャラ像が浮かぶという話も、設定の省エネがむしろ説得力を生む瞬間として妙に刺さるんですよね。そして何より、「必要な打数」という発想にたどりつくまでの遠回りが語られている部分は、数値調整で迷子になる人にはかなりしみると思います。自分の鈍さを責めるより、考え方の軸を1つもらえる感覚に近いです。 ゲーム作りに限らず、何かを組み立てるときに「なんで自分は気づけないんだ」と感じる人に静かに効く一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

『ゲーム開発者の地図』は、個人ゲーム開発者であるSmokingWOLF(スモーキングウルフ)が、20年に渡る個人開発の経験から学んだ「ゲームを開発する際の意図」や「考え方」、「効果的だと考えている手段」の数々について記したものです。 ある1人のゲーム開発者は、一体どんなことを考えながらゲームをデザインしているのか?『シルフェイド』シリーズから『WOLF RPGエディター』『片道勇者』の開発を経て身に付けた、一つの偏った視点をご紹介します。 また、各項には全7人のゲーム開発者による、内容に対してコメントを行うコーナーが用意されています。ゲームプレイヤーであり開発者でもある人間の、それぞれの経験から述べられる生々しくも実践的なコメントの数々は、ゲーム開発者を目指す方にとっていくらかの参考になることでしょう。 -------------------- 【本書の内容】 ◆はじめに ・私が開発したゲームについて ◆第1章 ゲームバランス編 ・「3ターン与えるダメージを1.3倍」にする補助魔法、使う? ・バランスが崩れやすい要素×3 ・ゲームプレイの技量をレベルアップしてもらいたい! ・コラム 状態異常の話 ・どんな武装が好み? ・好みの武装 コメント編 ◆第2章 メイキング編 ・初RPG制作で意図したこと 前・後編 ・キャラクター作りで意識すること 前・後編 ・私のゲームタイトルの付け方 ・これまで作ったゲームタイトルを振り返る ・コラム ゲーム開発における小粒な話 ・ゲームを完成させる作り方 ・楽しくてレベルアップが早いゲームの作り方 ・ゲーム開発中の悩みを解消するために試していること ・座談会 永遠に遊べるゲームがあるとしたら? ◆最後に -------------------- ※本書は、筆者の過去の開発日誌の中からゲーム開発に関わる記事を抜粋、加筆、再編し、新たにコメントコーナーを追加したものです。 【皆さまからのご感想(Twitter)】 https://twitter.com/WO_LF/timelines/1383276951683559434
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