
自衛隊元最高幹部が教える 経営学では学べない戦略の本質
折木 良一
KADOKAWA / 2017-12-01
累計読者数21
平均ハイライト数 8.2件/人
推定読了時間 約2時間47分
star総合評価 50/100
start序盤集中型
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この本について
仕事で「どこまで踏み込んで判断すればいいのか」「チームの感情にどう向き合えばいいのか」「目的が複数あって動きづらい」といったモヤモヤを抱えること、けっこうありませんか。自分もそうで、日々の判断が場当たりになっていないか不安になることがあります。 この本は、そんな迷いに対して、いわゆる経営本とは違う角度から視点をくれました。たとえば、入り口よりも出口戦略のほうがはるかに難しい、という指摘はそのままプロジェクトにも当てはまります。やり始める理由よりも、どう終わらせるかを考える癖がつくと、日々の優先順位が少しクリアになる感覚がありました。また、指揮官が前線の感情に触れ続けるべきだという話は、チームマネジメントをしていると身に覚えが多いです。数字や計画だけを見ていると、部下の感情が置き去りになり、結局成果も出づらいというごく現実的な示唆として刺さりました。さらに、目的を二つ同時に追うと失敗しやすいという戦史の教訓は、日常の仕事の優先順位づけにそのまま使えます。 軍事の話が中心ですが、過度に持ち上げることなく、あくまで人間と組織のリアルな動きを見せてくれる本です。迷いながらチームやプロジェクトを動かしている人には、とくにしっくりくると思います。
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出版社による紹介
東日本大震災時に統合幕僚長を務め、『シン・ゴジラ』自衛隊トップのモデルとされる自衛官が、人を動かす極意、「地経学」の重要性、「戦力回復」の真髄まで、ビジネススクールが教えない戦略の本質を明らかにする! なぜ私は東日本大震災のとき、福島第一原発に対してヘリ放水を「決心」したのか——。当時、自衛隊トップの役職である統合幕僚長を務め、映画『シン・ゴジラ』の統幕長のモデルともされる伝説の自衛官が、自らの経験を振り返りながらいま、戦略を語る理由は何か。 世界がますます不安定化するなかで、変化に機敏に対応するためには、これまでのPDCAに基づく戦略だけではなく、自衛隊が最も大切にする「IDA」サイクルを理解し、さらには経営戦略の源流である軍事戦略を知る必要がある、と折木氏はいう。 その他にも本書では、日本のアカデミズムが取り上げない「戦史研究」の意義、危機の現場で人と組織を動かすための極意、地政学を超える「地経学」の重要性から、戦略の成功確率を上げるための「戦力回復」の真髄までが、一気に語られる。 ビジネススクールでは絶対に教えられない、しかしビジネスパーソンがいまどうしても知らなければならない、明日を生き抜くための「戦略の本質」。
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