
オックスフォード&ケンブリッジ大学 世界一「考えさせられる」入試問題 「あなたは自分を利口だと思いますか?」 (河出文庫)
ジョン・ファーンドン, 小田島恒志, and 小田島則子
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この本について
最近、考える力に自信がなくなる瞬間が増えました。知識を足してもどこか空回りしているような、正しさより“見栄”に引っ張られてしまうような感じです。同じようなモヤモヤを抱えている人には、この本がちょうどいい刺激になります。 印象的だったのは、利口さは知識量ではなく「思考のつなげ方」だ、と何度も念を押すところです。年齢を重ねても脳のつながりは増えていくという話を読むと、今さら遅いのでは…という焦りがやわらぎますし、「利口ぶることこそが利口の邪魔になる」という指摘は、肩に力が入りがちなときのブレーキにもなります。また、入試問題という形を借りているものの、貧困や環境破壊、社会契約といったテーマにどう向き合うかを問われる場面が多く、日常の判断にそのまま持ち帰れる視点が多いのもおもしろいところです。 正解を教えてくれるというより、「自分の頭をどう動かすか」を試されている感じが心地よい一冊です。思考の癖をほぐしたい人に刺さると思います。
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