
常勝集団のプリンシプル
岩出 雅之
日経BP / 2018-03-01
累計読者数17
平均ハイライト数 23.1件/人
推定読了時間 約3時間20分
star総合評価 70/100
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この本について
最近、チームでも職場でも「言ってるのに伝わらない」とか、「自分一人が空回りしている気がする」とか、そんな小さな詰まりを抱えている人によく会います。頑張っているのに組織が前に進んでいないように感じる時って、自分の関わり方をどう変えればいいのか分からなくなるんですよね。僕自身も似たところでよく止まります。 『常勝集団のプリンシプル』が面白いのは、リーダーの声量を上げるのではなく、相手が自分で考えて動き出す“場”のつくり方に焦点を当てているところです。たとえば、言いたいことを言葉で押し込むのではなく、質問を通して相手に自分で言葉を見つけてもらうこと。あるいは、外からの報酬で釣るのではなく、内側から湧く興味や裁量をどう育てるかという視点。そして、上級生や先輩の振る舞いが無意識に文化をつくるという指摘は、日々の態度の積み重ねを見直すきっかけになります。 結局、この本は「組織全体を変えるぞ」と気負うための本ではなく、自分の関わり方を少しずつ整えることで、周りがじわっと変わっていくプロセスを教えてくれる一冊だと思います。自分のチームが惰性で動いているように感じる時や、メンバーの内発的な動きを引き出したい人には静かに刺さります。
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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
前人未到9連覇の常勝ノウハウをビジネスリーダーに初公開 2018年1月、帝京大学は全国大学ラグビー選手権で9連覇を達成しました。 大学スポーツは選手の入れ替わりのサイクルが短く、連覇が非常に難しいとされている中、帝京大学は前人未到の記録を更新し続けています。 勝ち続ける秘訣は、岩出雅之監督の「メンバーのモチベーションを最高レベルに引き上げ、どんな状況においても実力を最大限発揮させる」心理学的マネジメントにあります。 トップの指示命令がなくても、メンバー自らが学び、成長し続ける自律型組織を創り上げ、練習の苦しさを「楽しさ」に変える組織風土をつくり上げました。 岩出監督も就任当初は、学生ラグビー界の伝統校である早稲田大学、明治大学、慶應義塾大学にまったく勝てませんでした。 試行錯誤の末、自身の成功体験を捨て、「脱・体育会」など従来の常識を覆す数々の組織改革と科学をベースとしたモチベーション・マネジメントを導入して、単にラグビーの能力を上げるのではなく、創造力と人間力にあふれ自律的に動く人材が育つ組織風土・文化をつくりあげました。 その結果、帝京大学ラグビー部は常勝集団へと変貌を遂げました。 岩出監督のマネジメント手法は、ビジネスの現場でも大いに役立ちます。 本書では、ビジネスリーダーの方々に向けて、常勝集団になるための「岩出メソッド」を初めて公開します。
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