
逆境を楽しむ力 心の琴線にアプローチする岩出式「人を動かす心理術」の極意
岩出 雅之
累計読者数9
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star総合評価 71/100
trending_up後半加速型
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この本について
仕事でも部活でも、失敗が続くと「自分のせいなのか、仕組みの問題なのか」みたいなモヤモヤが積み重なりますよね。リーダー側に回った時はさらに厄介で、強めに言えば動くのか、任せたほうが育つのか、その境界がよくわからなくなる。僕自身もずっとその行き来をしています。 この本が面白いのは、「失敗はひとまとめに語れない」という前提から話が始まるところです。防げる失敗、構造に起因する失敗、新しい挑戦による失敗。それぞれを丁寧に分けて受け止めるだけで、責めずに改善の道筋が見える。さらに、失敗を隠さず共有する空気をどうつくるかという話が具体的で、心理的安全性の“つくり方”がちゃんと描かれています。指示命令で押し切るのではなく、間接的に働きかけるアプローチや、仲間同士の会話量を増やす仕組みなど、現場で試せる視点が多いのがありがたいところです。 もう一つ刺さったのは、行動変容を起こすための「EAST」の考え方。やらせるのではなく、やりやすくする。抽象論ではなく、実際に人が動きやすい条件をそろえるだけでチームの空気が変わる感覚が腑に落ちました。 リーダーシップに少しでも迷いがある人、自分のチームが「仲良し」で止まっている気がする人には特にフィットする本だと思います。僕も読みながら、自分の関わり方を何度も見直しました。
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