
孤独の科学 人はなぜ寂しくなるのか (河出文庫)
ジョン・T・カシオポ, ウィリアム・パトリック, and 柴田裕之
河出書房新社 / 2018-02-06
累計読者数10
平均ハイライト数 17.1件/人
推定読了時間 約5時間46分
star総合評価 54/100
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この本について
人との距離感に悩んでいるときって、「自分の問題なのか、環境のせいなのか」がわからなくて、余計にしんどくなりますよね。集まりに行けば疲れるし、ひとりでいると逆に不安になる。自分でも理由の説明がつかないまま、気力だけがじわっと削られていく感じがあります。 この本は、そういうモヤモヤを根性論じゃなく、進化や脳の働きという切り口から整理してくれます。例えば、孤独感が実行力や自己調整を弱らせる仕組みを知ると、「やる気が出ない自分」を責めすぎなくなりましたし、人との関わりそのものが身体的な痛みと同じ領域に影響するという話は、自分の反応をもう少し丁寧に扱おうという気持ちにつながりました。さらに、環境がどれだけ行動に作用するかを知ると、今のしんどさを単なる性格の問題にしなくていいと思えるようになります。 劇的に人生を変えるような本ではないですが、日常の小さな選択の背景にあるメカニズムが腑に落ちるので、無理なく態度が変わりやすい一冊です。とくに「ひとりで平気なはずなのに、なぜか心がざわつく」というタイプの人には、静かに効くと思います。
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出版社による紹介
その孤独感には理由がある!脳と心のしくみ、遺伝と環境、進化のプロセス、病との関係、社会・経済的背景……「つながり」を求める動物としての人間――第一人者が様々な角度からその本性に迫る。
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