
AI白書 2017 (単行本)
独立行政法人情報処理推進機構 AI白書編集委員会
KADOKAWA (発売) / 2017-07
累計読者数3
平均ハイライト数 9件/人
star総合評価 44/100
trending_up後半加速型
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この本について
AIまわりの話になると、「自社で全部やらなきゃいけないのか」とか「海外に遅れてるって言われても、結局なにを判断軸にしたらいいのか」といった悩みをよく聞きます。技術はオープンになっていくのに、組織は昔のまま。そこにモヤモヤが溜まっていく感じ、けっこう共通なんじゃないでしょうか。 『AI白書2017』は、単なる技術解説書というより、「何を自前でやるのか」「どこは外の力を借りるべきか」を落ち着いて考える視点をくれる一冊でした。特に、オープンソースの発展でアルゴリズム自体が差別化にならない可能性があるという話は、焦りを煽るどころか、むしろ肩の力を抜かせてくれます。一方で、ハードや現場の知見のように、日本企業が強みを活かせる領域はどこにあるのかも淡々と示してくれるので、必要以上に悲観しなくていいのだと気づけます。 また、CNNやRNNのような代表的なモデルの説明を読んでいると、AIが「何が得意で、どこが苦手なのか」が具体的に見えてきます。人間にとって簡単なことほど機械には難しい、という古典的な視点も、現場でAI導入を考えるときにはかなり実用的でした。どこまで期待して、どこからは割り切るのか。そのラインを引く感覚が少しずつ整っていきます。 技術トレンドを追いながらも、自分の仕事にどうつなげるか悩んでいる人に刺さる本です。
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