
チャクラを学ぶ㊤
浅野信
この本について
最近、「疲れてるのに眠れない」とか「ずっと交感神経のスイッチが切れない感じがする」と話す人が多い気がします。自分も似たような状態が続いた時期があって、一般的な健康法を試してもいまいち変化がなく、どこか“身体と心の間”が抜け落ちているような感覚がありました。そんな時に読んだのが『チャクラを学ぶ㊤』でした。 この本が面白いのは、単にスピリチュアルな話としてではなく、「感情と自律神経の関係」や「ホルモンの働き」といった、読者が現実の生活で実感しやすい部分と結びつけて説明されているところです。例えば、ストレスで交感神経に傾きっぱなしになると不眠や不調が続きやすい、というのは誰にでも思い当たる話ですが、本ではその背景を“氣”や“アストラル体”という概念を使いながら整理してくれます。科学とは別の枠組みではあるのに、妙に自分の体験とつながってくるのが不思議でした。 もう一つ刺さったのは、体質の癖や感情の揺れを「ただの不調」と切り捨てるのではなく、“自分を理解するための窓”として扱う視点です。自分の状態を丁寧に見ることで、整え方も変わるし、結果として落ち着き方や呼吸の深さまで違ってくる。チャクラという言葉に抵抗があっても、この「内側の整い方が外側にも影響する」という考え方は、日常に持ち帰りやすいと思います。 普通の努力だけでは限界を感じている人、自律神経の波に振り回されがちな人、あるいは“もっと根っこの部分から整えたい”と思っている人には、静かに効いてくる本です。スピリチュアルに寄りすぎず、かと言って現実の対処法だけでも足りない…そんな間にいる人ほど、何か拾えるものがあると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの32%が集中しています。
読書の順序
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