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ユニクロ対ZARA (日本経済新聞出版)

ユニクロ対ZARA (日本経済新聞出版)

齊藤孝浩

日経BP / 2018-07-02

累計読者数11
平均ハイライト数 18.2件/人
推定読了時間 約5時間22分
star総合評価 56/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 22%

この本について

仕事でもプロジェクトでも、「とにかく数を増やせば成長できるはず」と焦ってしまうことがあると思うんです。出店でも施策でも、勢いで積み上げた結果、運営の質が追いつかずに苦しくなる…そんな経験、僕も何度かあります。 『ユニクロ対ZARA』を読んで印象的だったのは、読者の方が多く抜き出していた“量より先に整えるべき土台”の話でした。ユニクロが国内で大型化を優先して販売効率を落とさなかったことや、逆にZARAが少量生産を前提にして店頭の反応を起点に組み直す仕組みは、どちらも「急がないための仕組み」を先に作っていたんですよね。勢いに流されがちな自分には、この視点がかなり刺さりました。 もう一つ良かったのは、現場のオペレーションが“毎週同じ曜日にやること”を徹底した結果、顧客との信頼が積み重なっていく描写です。派手な広告より、続けることで生まれる信用が効いてくる。仕事でも、成果を焦るより、まずペースメーカーになる習慣をつくる方が長い目では効くんだろうな、と腑に落ちました。 「頑張っているのに、積み上げと改善のバランスが取れない」と感じている人には、かなりヒントが多い本だと思います。大きな戦略の話に見えて、意外と自分の足元の判断にそのまま使えるところが多い一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

なぜ「アパレル不況」と呼ばれる中でも、ユニクロとZARAは売上をのばすのか? 世界一のファッションチェーンを目指すユニクロと王座に君臨するZARA。 巨大アパレル2社の強さの秘密を徹底解剖! ◆本書は、2014年11月に刊行された「ユニクロ対ZARA」を文庫化にあたり加筆・改訂したものです。単行本発売当時から現在に至るまでのユニクロやZARAの戦略の変化など、両社の最近の動向や他のファストファッションの最新事情も盛り込みます。 ◆フリマアプリ、エアークローゼット、ZOZOSUIT・・・・・・。新サービスの登場で、大手百貨店をはじめ、アパレル産業はますます変化を求められています。中でも、日本と世界の代表的企業、ユニクロとZARAは注目企業です。 ユニクロを展開する、ファーストリテイリングは2017年9~11月期連結決算の純利益が前年同期比13%増の785億円と好調です。一方、売上高3兆円に迫るアパレル世界最大手、インディテックスもトップの座に君臨しています。本書では、両社の特徴や思想、企業文化、成長戦略などを比較してそれぞれの強さの秘密を読み解きます。 ◆若い世代のファストファッションの中でも、「ユニクロ」と「ZARA」は特に人気です。しかし、ベーシック商品を中心に据えるユニクロと、流行をいち早く取り入れるZARAの商品戦略の違いが影響し、消費者も堅実派と積極派におおむね二分されています。こうした消費者の嗜好の違いは、対照的な両社の戦略に大きく紐付いており、本書で解説します。2社を軸に、「H&M」「Forever21」をはじめとした有力アパレルの動向も盛り込み、この一冊で業界全体が俯瞰できます。 ◆著者はファッション流通コンサルタントの齋藤孝浩氏。日経ビジネスや日経MJでも、アパレル分野で頻繁に取材を受けているほか、繊研新聞や業界紙への寄稿も多く、近年は明治大学、青山大学等でファッションビジネスに関する講義も受け持っています。
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