
会社人生、五十路の壁 サラリーマンの分岐点 (PHP新書)
江上 剛
PHP研究所 / 2018-07-13
累計読者数5
平均ハイライト数 10.4件/人
推定読了時間 約2時間52分
star総合評価 57/100
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この本について
五十代が近づくと、急に「今のままでいいんだろうか」と落ち着かなくなる瞬間があります。部下との距離感もつかめないし、会社の方針にも腹落ちしなくなる。かといって転職に踏み切るほどの自信もない。そんな宙ぶらりんな気分のまま、日々だけが流れていく感じ、よく分かります。 この本は「五十代ならこうすべき」という断定というより、著者自身の失敗や迷いを通して、どうやって現実と折り合いをつけるかを静かに示してくれます。若い部下の意見に耳を傾けるという地味な行動が、実は一番効くこと。尽くしたのに…とつい言い訳を積み上げてしまう自分を、一度「のに」から解放してみること。そして、業績でもキャリアでも、結局は現場との関係性がすべてだという視点。どれも当たり前のようで、自分の生活に落とし込むとかなり重みがあります。 読みながら、「五十代からでも専門性は積めるし、人としての姿勢がものを言うんだな」と腹に落ちていく感覚がありました。派手な逆転ではなく、これからの十年をどう穏やかに、でも確かに積み直すか。そのヒントが静かに積み上がっています。 特に、会社にうっすら居場所のなさを感じ始めた人には刺さると思います。自分の立ち位置を見直したい時に、机の端でそっと開くのにちょうどいい一冊でした。
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出版社による紹介
「五十にして天命を知る」と孔子は言った。しかし、実際には50代は「迷い、惑う」年代だ。会社では肩身が狭く、家庭では子どもの学費など出費がかさむ。これまで真面目に頑張ってきたのに、いつのまにか自分の居場所がないことに気付く——。だが、50歳直前で銀行員を辞め、小説家に転身した著者は、こうも言う。「50代は、やりたいこと、これまでやりたくてもできなかったことをするチャンス」だと。人生100年時代、50代は「折り返し地点」に過ぎない。人生の後半戦を充実して過ごすための「五十路(いそじ)の壁の乗り越え方」を指南する。 【目次】●プロローグ 五十路(いそじ)の壁とは? ●第1章 「負け組」50代にならないために ●第2章 サラリーマンは50代からが二度美味しい——「続ける派」へのアドバイス ●第3章 50代からの「出直し」戦略——「辞める派」へのアドバイス ●第4章 50代からあと何年、働きますか ●第5章 五十にして天命を知る 【PHP研究所】
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