
「アタマのやわらかさ」の原理。 クリエイティブな人たちは実は編集している
松永光弘
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star総合評価 53/100
start序盤集中型
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この本について
仕事でアイデアを求められたり、日々の選択で迷ったりすると、「自分には発想力がないのかも」と落ち込むことがありますよね。僕もアイデアって“ひらめくもの”だと思い込んでいた時期があって、うまく出せないときほど自分を責めていました。そんなときに読んだこの本は、発想の正体をだいぶ現実的に説明してくれました。 特に刺さったのは、「アイデアは新しい組み合わせにすぎない」という考え方です。ひらめきの才能ではなく、組み合わせの視点を増やすこと。クリエイターが口にする「見つけているね」という言葉の意味が腑に落ちて、発想は“生み出す”より“気づく”に近いんだなと感じました。また、「自分のよさを固定しない」という話も強く残っています。自分の価値を先に決めつけるほど、まだ眠っている別の可能性が出づらくなる。これは日々の仕事の選び方や人間関係の見方にも直結しました。 編集という言葉が出てきますが、ここで語られているのは職業としての編集ではなく、ものを見るときの姿勢そのものです。視点をひとつ増やすだけで、同じものでも価値が変わる。考えなおす力が「アタマのやわらかさ」なんだと、実感ベースで教えてくれる本でした。 自分の発想や選択に「もう少し別の可能性があるかもしれない」と感じている人には、かなりしっくりくると思います。
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