
「自分発振」で願いをかなえる方法
村松 大輔
サンマーク出版 / 2018-11-25
この本について
最近、人との距離感に疲れたり、自分の気持ちがよく分からなくなったりしませんか。誰かに合わせすぎてしまったり、逆に比べて落ち込んだり。自分を整えたいと思っても、何から手をつければいいのか分からないまま一日が終わることも多いと思います。僕もその堂々巡りにハマっていた時期が長かったです。 この本は「願いをかなえる方法」と聞くとスピ寄りに見えるかもしれませんが、実際に読んでみると、自分の意識のクセを丁寧にほぐす内容に近いです。たとえば、自己肯定感を上げるには「相手との関係」ではなく「潜在的に否定している自分」を見る必要がある話や、比べる意識を手放すと本来の自分の発振が邪魔されなくなる話は、日常の場面でもすぐ思い当たるところが多いはずです。呼吸法のステップも具体的で、実際やってみると気持ちが静まるのが分かりやすいです。 そして本書が面白いのは、“いいことをすると徳が返ってくる”というより、“自分にウソをつかない行動が、同じ周波数の人を引き寄せる”という位置づけで語られているところ。ごほうび待ちではなく、自分の軸が整った結果として現実が変わる、というのは妙に納得感がありました。単純作業の中に「極み」を見つける話も、仕事で集中が途切れがちな人には刺さると思います。 自分を整えたいけど、自己啓発の決めつけが苦手な人に向いています。自分の内側と向き合う時間を、少しだけ取り戻したいときにちょうどいい一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
読書の順序
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