
橋本治のかけこみ人生相談 (幻冬舎文庫)
橋本治
幻冬舎 / 2018-12-06
累計読者数4
平均ハイライト数 3件/人
推定読了時間 約2時間12分
star総合評価 27/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 13%
この本について
なんとなく毎日やれてはいるけれど、「好きなことってなんだっけ?」とふっと立ち止まる瞬間がある人、多い気がします。仕事も人間関係も問題なく回っているのに、気持ちがついてこない。やらなくちゃいけないことで自分を支えているうちに、好きの感覚だけどこか置き去りになっていく感じ、僕も何度かやりました。 この本が面白いのは、「つらい」の原因を一足飛びに人生論で片づけず、もっと人間くさいレベルで指摘してくるところです。好きと言えるものが減ると幸福感が薄れるとか、自分がどうありたいかを考えないまま“人並み”を続けるとしんどくなるとか、言われてみれば当たり前だけど、自分一人では気づきにくい視点ばかりなんですよね。しかも「こう生きろ」とは言わず、まずは自分の幸福を考えることを思い出していい、と静かに背中を押す感じがある。 読みながら、自分が感情の貯金を崩し続けていたことに気づく人は多いと思います。好きと思えるものを少しずつ取り戻すだけで、日々の重さが変わってくる。そのきっかけをくれる本です。 「ちゃんとやれているはずなのに、心だけが遅れている気がする人」に刺さると思います。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの70%が集中しています。
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出版社による紹介
母親に逆らわず育ち、帰省が憂鬱と悩む女性に「『お母さんが嫌いだから私は帰らない!』と電話でぶちまけるべき」と対話法を指南。中卒の学歴を子供に言えないと嘆く父親には「語るべきはあなたの人生、そのリアリティです」と感動の後押し。橋本流の謎解きと意外な処方に、生きる気力がわいてくる。壁にぶつかる人生も、たまには悪くないのかも。
読んだ内容を、もう忘れない。
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