
世界を変えるSTEAM人材 シリコンバレー「デザイン思考」の核心 (朝日新書)
ヤング吉原麻里子 and 木島里江
朝日新聞出版 / 2019-01-11
この本について
仕事で新しい企画を考えるたびに、「もっと良い切り口があるはずなのに」「完璧にしないと出せない」と足が止まることってありませんか。僕も同じで、頭では“試作品でいいから形にしよう”と思っていても、実際には慎重さが勝って動けなくなることが多いです。 この本は、そのモヤモヤに対して、いきなり背中を押すというより、視点を少しずらしてくれる感じがあります。たとえば、シリコンバレーで大切にされている「不完全さを許容する文化」や、まずは荒い形でも人に見せてフィードバックを得る考え方。読んでいるうちに、失敗そのものより“動かないこと”の方がリスクかもしれないと、少しだけ思えるようになるんです。また、数字やロジックだけでは伝わりにくい場面で、なぜストーリーが力を持つのかを説明してくれるので、普段のプレゼンやチーム内のコミュニケーションにもそのまま応用できました。 もう一つ良かったのは、技術や仕組みよりも「なぜ作るのか」「誰のためなのか」という人間中心の視点が、STEAMという言葉を通してとても丁寧に示されているところです。アートの問いかけとテクノロジーの実装がどうつながっていくのかが具体例と一緒に語られていて、自分の仕事にも置き換えやすかったです。 新しい領域に踏み出したいけど慎重さが先に立ってしまう人、あるいは“発想を形にする”ところでいつも悩む人にとても刺さる本だと思います。
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ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
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