ヨムナビ
自己肯定感という呪縛

自己肯定感という呪縛

榎本博明

青春出版社 / 2021-12-02

累計読者数4
平均ハイライト数 56.8件/人
推定読了時間 約1時間55分
star総合評価 73/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 44%

この本について

自己肯定感って上げた方がいいんだろうな…と思いつつ、どう扱えばいいのかよくわからないまま過ごしている人、多いですよね。頑張っているのに結果が出ないとき、誰かの言葉ひとつで気持ちが乱れるとき、自分の評価が“現実”とどれだけ結びついているのか不安になるとき。僕自身、ずっとこのモヤモヤを抱えたままでした。 『自己肯定感という呪縛』は、その正体をいったん解体してくれる本でした。まず、「自己肯定感はただ高ければいいわけではない」という視点をもらえます。ほめられることで一時的に気分は良くなっても、他人の評価に依存したままでは安定しない、という指摘は思い当たる人も多いはずです。さらに、能力が低い人ほど自信満々になりやすいというダニング=クルーガーの話も、身近な例が浮かぶぶん、妙に刺さります。そしていちばん救われたのは、自己肯定感の土台は「適応力」だという説明でした。やみくもに自分を肯定することより、現実の壁にぶつかりながら調整していく過程そのものが大事なんだと腑に落ちます。 「自己肯定感が低い気がするけど、何をどうすればいいのかよくわからない」という人に静かに効く本だと思います。無理に前向きにならなくてもいいし、落ち込む自分を責めなくてもいい。いま立っている場所と向き合うための視点がほしいときに、そっと置いておきたい一冊です。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

榎本博明の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

自己肯定感は高めなければいけないのか? なぜ、欧米人や中国人・韓国人にくらべて日本人は自己肯定感が低いのか? 「実力が伴わない人ほど自己肯定感が高い」などの心理学調査も踏まえつつ、大人・子ども問わずに蔓延する「自己肯定感」信仰の問題点を明らかにし、上辺の自己肯定感に振り回されず、ほんとうの自信を身につけるための心の持ち方を指南する一冊。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要