
スタンフォード大学教授が教える 熟睡の習慣 (PHP新書)
西野 精治
PHP研究所 / 2019-01-15
この本について
最近、「寝たはずなのに頭が重い」「週末にまとめて寝てもスッキリしない」みたいな声、よく聞きます。自分も仕事が立て込むと、まず睡眠を削って帳尻合わせをしようとしてしまうタイプで、数日なら乗り切れても、数週間続くと急にガタッとくる。その理由がよくわからないまま、不安だけが残るんですよね。 この本を読んで刺さったのは、よくある“90分神話”みたいな分かりやすいコツではなくて、そもそも睡眠ってどういう仕組みで成り立っているのかという、生理学的な土台を淡々と教えてくれるところでした。たとえば、本当に大事なのは「寝入りばなの最初のノンレム睡眠をどれだけ深くするか」だという話。ここが崩れると、どれだけ寝ても回復しない感覚につながる。あるいは、寝つきが良すぎるのは“才能”ではなく、実は脳が疲れ切っているサインかもしれないという指摘。自分も心当たりがありすぎて、笑えませんでした。さらに、脳の老廃物を洗う仕組みが睡眠中に何倍も活発になるという説明は、無理して起き続けるクセを見直すきっかけになりました。 結局のところ、睡眠負債は“気合でカバーできない領域”なんだと腹落ちします。だからこそ、まずは30分でも睡眠時間を増やすとか、寝る前の体温の落とし方を整えるとか、現実的にできる手当てに意識が向く。本の言っていることはシンプルですが、日々の生活の中で「どこを直せば変わるか」が見えやすくなる一冊です。 特に、ずっと“自分は寝れる方だから大丈夫”と思い込んでいたけど、最近どうも調子が悪い人にはかなり刺さると思います。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの28%が集中しています。
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