
定年をどう生きるか (SB新書)
岸見 一郎
SBクリエイティブ / 201906
累計読者数3
平均ハイライト数 9.3件/人
star総合評価 59/100
trending_up後半加速型
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この本について
定年が近づくと、「この先どう人と関わればいいのか」とか「自分は何者なんだろう」といった、うまく言葉にできないモヤモヤが出てきます。仕事という共同体から離れると、途端に自分の居場所のつくり方がわからなくなる。社会とつながりたい気持ちはあるのに、中心にいたいわけではない。この微妙な感覚に戸惑う人は少なくないはずです。 この本は、その迷いを力づくで押し流すのではなく、視点をゆっくりとずらしてくれます。肩書や成果に寄りかからない対等な関係のつくり方。他者は思い通りにならない存在だと理解したうえで、それでも「仲間」として関わる姿勢。さらに、今日という日を将来のための準備として消費するのではなく、本番として生きるという考え方。どれも定年後だけの話ではなく、今の生き方にも直結するものばかりです。 自分の価値を「生産性」から切り離せずに苦しくなっている人、あるいは家族との距離感に悩んでいる人に、とくに静かに刺さる本だと思います。読むと、何か大きく変わるというより、「そんなに急がなくてよかったのか」と、肩の位置が少しだけ下がる感覚があります。
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多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの36%が集中しています。
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