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ビジネススクールで教えているファミリービジネス経営論

ビジネススクールで教えているファミリービジネス経営論

ジャスティン・B・クレイグ, ケン・ムーア, 東方 雅美, and 星野 佳路

日経BP / 2019-11-25

累計読者数7
平均ハイライト数 25.3件/人
推定読了時間 約5時間42分
star総合評価 56/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 15%

この本について

家業に関わっていると、「どこまで自分が背負うべきなのか」「変えるべきか、守るべきか」「自分の判断は正しいのか」といった迷いがつきまといます。普通の経営本を読んでも、家族との関係や世代の違いが絡む場面になると途端に当てはまらなくなる…そんな経験がある人も多いと思います。僕もまさにその一人でした。 この本が助かったのは、ファミリー企業特有の“白か黒かでは割り切れない状況”を前提にしてくれているところです。たとえば、成長より手放すことが経営者の大事な役割になる局面や、伝統か変化かではなく「両方を扱う」という視点の置き換え。さらに、事業・ファミリー・オーナーという三つの軸で揺れ続ける感覚に、名前とフレームが与えられることで、無自覚に抱えていた混乱が整理されていきました。 読み終えるころには、「迷っている自分が未熟なのではなく、そもそもファミリービジネスがそういう構造をもっているだけなんだ」と肩の力が抜けます。承継を“リスクの軽減された起業”として捉える視点も、次の一手を考えるうえでかなり現実的でした。 家業に関わるなかで、なんとなくモヤモヤを抱え続けている人にこそ、静かに効く一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

ホントは強い!同族経営 ビジネス理論で解析すれば課題と対策が見えてくる 日本経済に占める同族企業の比重は大きく、経営学の世界ではまさに今、研究が進んでいる分野です。 「実務と学問の世界をつなぎ、次世代の経営をよりよくする指針を残したい」という星野リゾートの星野佳路代表が、 ファミリービジネス マネジメントの理論と実例を探求。本書はその知見をまとめた一冊です。 ファミリービジネスは近年、注目が高まっている経営学の一分野です。 なぜファミリービジネスが強いのか。星野さんの見解も交えてたっぷりご紹介します。 一方で、ファミリービジネスには特有の弱みや課題があることも事実です。 経営者の親子や家族、親族の確執。そして絶対的権力を握る創業家出身社長の長期政権下で進む、組織の腐敗など。星野さんも嫌というほど経験しています。 このような問題が、なぜ起こるのか。そして特有の課題を乗り越え、本来の強さを存分に発揮するには、どうしたらいいのか。 星野さんは、この4年間、忙しい社長業の合間に全国各地に足を運び、この問いに対する答えを探求してきました。 本書では知的刺激にあふれた星野さんとの旅路を、皆さまにも存分に味わっていただきたいと思います。 そこから得られる知見は、ファミリービジネスの経営者や後継者、社員にとって大いに役立つものです。 ファミリービジネスは、かつて「ビジネススクールでは教えてくれないこと」でした。 しかし、今では、ビジネススクールの一科目として確立されつつあります。 ファミリービジネスの特性の理解は、日本でもこれから、ビジネスパーソンにとって基本的な要素の一つになっていくことでしょう。
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