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日本型PMIの方法論――中堅・中小企業を成長させるポストM&Aのプロセス

日本型PMIの方法論――中堅・中小企業を成長させるポストM&Aのプロセス

竹林 信幸

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star総合評価 83/100
trending_up後半加速型
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この本について

M&Aに関わると、「契約まではなんとか進んでも、そのあと何をどう進めればいいのか」で足が止まることが多いですよね。買い手と売り手の温度差もあるし、現場の本音が見えず、100日プランだけが独り歩きしていく感じ。自分もPMIに関わるたびに、理屈より“人の動き方”で詰まることばかりでした。 この本が効いたのは、派手な成功論ではなく、現場でつまずく具体的な理由を一つずつ説明してくれるところです。例えば、買い手側が主導権を急ぎすぎれば反発が起きるとか、従業員へのインタビューをどう始めればいいかとか、言われれば当たり前だけど、実際の場面では忘れがちな視点ばかり。そして「まずは現状把握に徹する」という原則に戻すことで、やるべき順番が自然と整っていきます。 もう一ついいのは、PMIを“組織経営への切り替えのタイミング”として捉えている点です。中堅・中小企業が自然体でやってきた経営をどう仕組みに変えていくか、何から着手するのが現実的なのかが、無理のない温度で語られている。会計の理解度やKPIの有無など、チェックすべきポイントも過不足なく整理されています。 M&A後の会社運営に不安がある人、PMIを担当することになったけど何から始めればいいか分からない人には、かなり実務に寄り添った一冊だと思います。

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