
メンバーが勝手に動く最高のチームをつくる プレイングマネジャーの基本
伊庭正康
累計読者数11
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推定読了時間 約4時間26分
star総合評価 72/100
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この本について
プレイングマネジャーをやっていると、「任せたいのに任せられない」「任せたら今度は管理が増えて逆にしんどい」といった、どっちに転んでも詰んでる感じになることがあります。僕もずっとそのループでした。部下の力量を見極める前に自分が口を出しすぎたり、細かい修正を積み重ねて相手のやる気を削ってしまったり。気づけば、自分の仕事もチームの仕事も渋滞していくばかりなんですよね。 この本が効いたのは、「任せる」という行為を精神論ではなく“仕組み”として扱っているところです。たとえば、課題の絞り方を一緒に整理する、復唱で認識合わせをする、思いつきをすぐ口に出さないなど、実際の現場で使える行動レベルの工夫が多い。僕は特に、ミスの許容度を自分の側で上げておくという話に救われました。ミスをゼロにしようとすると、結局すべて自分に戻ってきてしまう。その悪循環をどう断つかが、かなり具体的に書かれています。 もう一つありがたかったのは、「最初のしんどさは一時的」と割り切る視点です。引き継ぎにも、役割付与にも、どうしても初期コストがかかる。でも、そこで腰が引けると永遠に一人で抱える羽目になる。半年かけて自己効力感の種を育てる、という言葉が、焦りがちな自分にはちょうどよかったです。 自分もいっぱいいっぱいで、部下にも頼りたいけど怖さもある。そんな“板挟みのマネジャー”にこそ、静かに刺さる一冊だと思います。
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出版社による紹介
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