
超すぐやる! 「仕事の処理速度」を上げる“科学的な”方法
菅原洋平
この本について
最近、「やる気があるのに手が動かない」「気づいたら時間が溶けている」という相談をよく聞きます。自分でも同じことで悩むのですが、この本を読んでから、原因が“根性”ではなく“脳の扱い方”にあることをようやく腑に落としました。特に、集中できない日は意志が弱いわけじゃなく、ワーキングメモリや注意の向け方が乱れているだけ、という視点がかなり救いになりました。 読んでいて刺さったのは、まず「フローに入る条件」が想像より具体的だったことです。明確な目標、必要なフィードバック、自分で選んで行動している感覚。この3つが揃うだけで作業の重さが変わります。もうひとつは、姿勢や仮眠、高い光など“体の状態”を整えることで、脳の働きが一気に変わるという話。自分の集中力を性格の問題だと思っていたので、こういう即効性のある工夫はかなり実験しやすかったです。 そして意外だったのが、「未来の予定をこなせないのは記憶力の問題ではなく、シミュレーション精度の低さ」という指摘。予定までの日常をルーチンにすると、遠いイベントでも実行しやすくなるという発想は、自分の生活にもそのまま使えました。思い付きで検索ばかりしてしまう癖を見直すきっかけにもなります。 タスクが散らかりやすい人や、やりたいことがあるのに気力が続かない人には特に刺さると思います。劇的な自己改革ではなく、日々の中で脳を扱いやすい状態にしていくための本、という位置づけがしっくりきます。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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