
日経新聞を「読む技術」「活用する技術」
山本博幸
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2019-08-29
この本について
日経を読まなきゃと思いつつ、いざ紙面を開くと数分で心が折れる…そんな感覚、けっこう根深いですよね。自分も「読み方」を知らないまま量だけに向き合って、情報が頭に残らない時期が長かったです。 この本がありがたいのは、やみくもに読むのではなく、「どう読めば理解につながるか」の手がかりが具体的すぎるほど具体的なところです。たとえば土曜版を1週間かけて何度も読む方法は、情報量を減らしつつ理解を深める体験に近いし、知らない単語をカード化するやり方も、結局は“わからない言葉”が壁になっていたんだなと気づかせてくれます。また、1面だけは一字一句読む習慣や、奇数ページを優先して読むといった「現実的に続けられる設計」になっているのも助かります。無理せず、でも確実に経済の筋力がついていく感じがあります。 さらに、数字やテーマを継続して追うことをすすめているのも印象的でした。10年国債の利回りを書き留めたり、韓国総合指数を毎朝メモしたり。こういう“地味な観察”を続けると、自分の中に小さな予測が生まれていく。その感覚が育つと、ニュースを読む姿勢そのものが変わります。これは派手さはないけど、確かに効く方法だと思います。 日経が「情報の海」に見えていた人、読み方の型がなくて負荷だけが積み上がっていた人には特に刺さるはずです。自分と同じように、新聞との距離感を変えたい人にはちょうどいい一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




