
新・リーダーのための教養講義 インプットとアウトプットの技法 (朝日新書)
佐藤 優 and 同志社大学新島塾
株式会社朝日新聞出版 / 2019-09-13
この本について
仕事の判断で迷ったり、学ばなきゃと思いながらも何から手をつけていいかわからないとき、自分の基礎がどれくらい整っているのか不安になることがあります。いろんな情報に触れているはずなのに、いざ決める場面になると「結局、自分は何を根拠に考えているんだろう」と立ち止まってしまう感じです。僕自身まさにそのタイプで、手当たり次第に本を読んでも、頭の中で線がつながらないことがずっと悩みでした。 この本は、そういう「思考の土台をどう作るか」にかなり具体的に踏み込んでくれます。高校レベルの知識をちゃんと押さえることや、学習ノートをつけて自分の思考を整理すること。さらに、英語ならまず“読む力”を伸ばして天井を上げるというシンプルだけど実践しやすい方針。どれも小手先ではなく、「結局ここをサボると判断がぶれる」という部分を丁寧に押さえてくれます。特に、交渉の場面で日本人が陥りがちな“相手の譲歩を弱さと誤解する癖”の話は、ビジネスの現場で思い当たることばかりでハッとしました。 全体として、派手な成功法則ではなく、判断するための視点や知識のつながり方を静かに整えてくれる本です。完璧主義で身動きが取れなくなる人や、「自分の判断がなぜ浅くなるのか」を整理したい人には特に刺さると思います。僕も読みながら、自分が見えていなかった前提や、雑に扱っていた基礎をひとつずつ見直すきっかけになりました。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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