
必携 インターネット広告 プロが押さえておきたい新常識
一般社団法人日本インタラクティブ広告協会(JIAA)
インプレス / 2019-10-10
この本について
広告を触っていると、自分の判断がどこまで「感覚」で、どこまで「事実」に基づいているのか分からなくなる瞬間がありませんか。特にリーチやフリークエンシー、PDCAの回し方あたりは、なんとなく分かった気になって進めてしまいがちで、後から振り返って「結局何が良かったんだっけ…」と立ち止まることが多いです。僕自身そうでした。 この本は、そのあいまいな部分を一つずつ輪郭づけてくれるタイプの教養書です。派手さはないけれど、例えば「ビッグデータだけでは代表性が担保できない」「ROASよりROIを見ないと利益は語れない」「フリークエンシーの構造は現実には極端になりやすい」といった現場でつまずきやすいポイントを丁寧に言語化してくれるので、自分の運用判断の土台が少しずつ厚くなる感覚があります。さらに、広告主と媒体社の視点がどう噛み合うのか、あるいは噛み合わないのかまで触れられていて、普段の業務の“見え方”が変わります。 特に効いたのは、「広告は自分ごと化を促すもの」「効率と効果のどちらを見ているのかを分けて考えるべき」という部分で、数字の先にいる人や目的を見失いかけたときの軸として役立ちました。インターネット広告を、ただの運用作業ではなく、広い経済の中でどう機能するのかまでつないでくれるので、視座の逃げ場が生まれます。 運用の知識が点で散らばったまま不安を抱えている人、もしくは「なんとなく回している」から抜け出したい人には特に刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
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