
危機と人類(上下合本版) (日本経済新聞出版)
ジャレド・ダイアモンド、小川敏子、川上純子
日経BP / 2019-10-25
累計読者数6
平均ハイライト数 39.7件/人
推定読了時間 約3時間47分
star総合評価 72/100
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この本について
仕事でも国のニュースでも、「なんでこんな判断になるんだろう」とか「自分たちってどこに向かってるんだろう」とモヤっとすることが増えました。個人の選択と違って、国家の変化ってどうしてこうも大きくて複雑なのか……。そんな気分のときに読んだのが『危機と人類』でした。 この本が面白いのは、国家レベルの“危機の乗り越え方”を、実際の歴史の積み重ねから淡々と追うところです。フィンランドが「絶対に譲れない価値」を軸に、労働力や教育をどう使い切ってきたのか。オーストラリアが古いアイデンティティと現実のギャップに揺れながら方向転換したのか。アメリカが孤立主義から参戦へと追い込まれた背景に何があったのか。国の判断って、急に決まるんじゃなくて、長い圧力が限界に達した瞬間に表面化するんだなと腑に落ちました。 読んでいて、自分の仕事やキャリアの迷いにも少し重なるところがありました。何を守り、どこを変えるかは“選択的”でいいし、最初の試みがうまくいかなくてもやり直せる。そんな現実的な視点を歴史から拾える本です。 「大きな変化にどう向き合えばいいのか考えたい人」に静かに刺さると思います。
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出版社による紹介
『サピエンス全史』のユヴァル・ノア・ハラリ大絶賛! 「国家がいかに危機を乗り越えたか? 明快な筆致に引き込まれる。本書は、地球規模の危機に直面する全人類を救うかもしれない」 遠くない過去の人類史から 何を学び、どう将来の危機に備えるか? ペリー来航で開国を迫られた日本、ソ連に侵攻されたフィンランド、軍事クーデターとピノチェトの独裁政権に苦しんだチリ、クーデター失敗と大量虐殺を経験したインドネシア、東西分断とナチスの負の遺産に向き合ったドイツ、白豪主義の放棄とナショナル・アイデンティティの危機に直面したオーストラリア、そして現在進行中の危機に直面するアメリカと日本・・・。 国家的危機に直面した各国国民は、いかにして変革を選び取り、繁栄への道を進むことができたのか『銃・病原菌・鉄』『文明崩壊』『昨日までの世界』で知られるジャレド・ダイアモンド博士が、世界7カ国の事例から、次の劇的変化を乗り越えるための叡智を解き明かす!
読んだ内容を、もう忘れない。
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