
リード・ザ・ジブン ユニクロで人材育成の責任者をやってみた。
宇佐美 潤祐
東洋経済新報社 / 2020-01-17
この本について
仕事に向き合っていると、「自分は何を成し遂げたいんだろう」「今の働き方は本当に自分の意思なのか」とモヤモヤする瞬間があると思います。目の前のタスクには追われているのに、自分の軸だけは曖昧なまま…そんな感覚に覚えがある人には、この本の抜粋がかなり刺さるはずです。 読んでいて特に印象的なのは、著者がユニクロやBCGで経験した“突きつけられる問い”の数々でした。「あなたは一体何者ですか?」「何を実現したいのですか?」といった、逃げられない類の問いです。仕事のスキル以前に、自分が何をやりたい人間なのかを言語化させられる場面が随所に出てきます。また、柳井社長の“ですます調で怒る”文化や、「任せる」と「見守る」をセットにしたマネジメントなど、現場のリアルが描かれていて、理論だけではない手触りが残るのも良かった点です。抜粋にもありますが、「理想を追求する力」を真ん中に据えながら、未来のありたい姿から逆算する姿勢は、思考のクセを変えるきっかけになります。 目の前の仕事に流されつつも、どこかで「もっと自分に正直に働きたい」と感じている人に向く本だと思います。読み終わったあと、「まず自分は何を大事にしたいんだっけ?」と、静かに立ち止まって考える時間が生まれる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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