
すごい物理学講義 (河出文庫)
カルロ・ロヴェッリ, 竹内薫, and 栗原俊秀
河出書房新社 / 2017-05-23
累計読者数22
平均ハイライト数 19.3件/人
推定読了時間 約4時間46分
star総合評価 57/100
start序盤集中型
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この本について
最近、「自分が見ている世界って、どれくらい“本当”なんだろう」と思うことが増えました。仕事でも生活でも、つい目の前の仕組みや常識を前提に考えてしまうけれど、その前提自体がどれほど揺らぐものなのかは、普段あまり考えません。でも、本当に大事な視点って、そういう“当たり前の外側”にある気もします。 『すごい物理学講義』は、まさにその外側に手を伸ばす感覚をくれました。相対性理論や量子の話が中心なんですが、読んでいると「宇宙の仕組みを知る」というより、「自分の世界の見方のほうが変わっていく」本です。アリストテレスの物理が日常ではむしろ正確だったとか、空間そのものが重力場と同じものだとか、常識が静かに裏返る瞬間が続きます。歴史や哲学と物理が地続きで語られるので、理解できる/できないより先に、世界を見る距離感が変わっていきました。 特に刺さったのは「科学とは、少しずつ広がっていく視点から世界を読む営みである」という一文で、これは仕事にもそのまま持ち込めました。複雑なことをすべて解き明かす必要はなくて、見方を一段ずらすだけで理解できる範囲が増える。そんな手触りが、この本にはあります。 自分の思考の“枠”にうっすら息苦しさを感じている人に刺さる一冊だと思います。
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出版社による紹介
物理学の学生でさえ感動する「世界一わかりやすい最先端物理学」をまとめた世界的なベストセラー。一般相対性理論と量子力学を統合する量子重力理論が、これでついに理解できるという名著! 初めて理解できる最新物理の「ループ量子重力理論」まで これほどわかりやすく、これほど感動的な物理本はなかった―― 長い物理学の歴史から導き出された最前線の宇宙観! 世界的な名著、ついに邦訳刊行! 本書で「メルク・セローノ文学賞」「ガリレオ文学賞」を受賞
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