
猫を棄てる 父親について語るとき (文春e-book)
村上 春樹
文藝春秋 / 2022-11-08
累計読者数3
平均ハイライト数 1.3件/人
star総合評価 30/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 42%
この本について
最近、人の生き方って「たまたまの積み重ね」で決まっている気がして、じゃあ自分は何を選べているんだろう…と立ち止まる瞬間がありました。過去を振り返ろうとしても、事実と解釈がごちゃっとしてうまく整理できない。そんなときに読んだのが、この本でした。 村上春樹さんが父親の人生をていねいにたどっていく過程には、「偶然を唯一の必然として抱えて生きるしかない」という静かな実感があります。戦時中の細部――虫歯に苦しむ兵士や、軍馬を守る輜重兵の話など、歴史の中の“具体的な重さ”が描かれることで、自分の家族や自分自身の来し方まで一緒に浮かび上がってくる感覚がありました。抽象的に「過去を見つめよう」と言われるより、こういう形で物語として示される方が、心のどこかが動きます。 父親との距離感がうまくつかめない人や、自分のルーツに何となく引っかかりがある人には特に刺さると思います。大きな答えを示してくれる本ではないけれど、過去との向き合い方をそっと調整してくれるような一冊でした。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの67%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
村上春樹が自らのルーツを綴ったノンフィクション。中国で戦争を経験した父親の記憶を引き継いだ作家が父子の歴史と向き合う。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要








