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法廷遊戯

法廷遊戯

五十嵐律人

累計読者数4
平均ハイライト数 6件/人
推定読了時間 約6時間53分
star総合評価 44/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 50%

この本について

仕事でも人間関係でも、「相手の気持ちなんて分からないまま判断しなきゃいけない場面」が続くと、どうしても自分の価値観だけで割り切ろうとしてしまいます。でも、それで判断を誤った気がしたり、そもそも“正しさ”ってなんだろう、と立ち止まる瞬間ってありますよね。僕もそこでずっとぐるぐるしていました。 『法廷遊戯』の抜粋を見ていると、読んだ方が刺さっているのは“正義を選ぶのは簡単じゃない”という実感だと思います。ゴリラとヒグマの例はまさにそうで、離れた場所にいる限り、違いなんて分からない。相手と同じ高さに立ってみて初めて見えるものがある、という感覚がすごくリアルです。さらに「目には目を」の説明にある、復讐と寛容のあいだの揺れは、理屈では片付かない感情の複雑さをそのまま置いてくれる。論理的な世界で生きている人ほど、この“非論理の優しさ”に救われるところがあると思います。 この物語が効いてくるのは、誰かを裁く立場になったときだけじゃなく、自分自身をどう扱うか迷ったときです。正しさを振りかざすのでもなく、感情に飲まれるのでもなく、ただ「人はそんなに単純じゃないよな」と一度深呼吸させてくれる。読み終えたあとも、その姿勢だけが静かに残る感じです。 こんな人に刺さると思います。 自分の判断が本当に妥当なのか、ふと不安になるタイプの人。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

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