
マンスキー データ分析と意思決定理論
チャールズ・マンスキー, 奥村 綱雄, and 高遠 裕子
ダイヤモンド社 / 2020-09-28
累計読者数3
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推定読了時間 約4時間8分
star総合評価 48/100
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この本について
仕事でも日常でも、判断するときに「これって本当に正しいのか…?」と自分の基準に自信が持てなくなる瞬間がけっこうあります。データを見ても、専門家の意見を聞いても、どこか割り切れないまま決めてしまう感じ。自分の迷いの正体がどこにあるのか、よくわからなくなるんですよね。 『マンスキー データ分析と意思決定理論』を読んで感じたのは、そもそも“最適な基準”なんて存在しない、という当たり前のようで言いにくい事実を正面から扱っているところでした。たとえば、観察データだけでは因果効果は完全にはわからない、という識別問題。あるいは、仮定を強くすれば結論も強く見えるけれど、その確実性がほとんど信用できない場合もあること。こういう話をきれいにまとめるのではなく、実際の政策評価や実験デザインの例と絡めながら、判断が“基準しだいで変わってしまう”現実を丁寧に見せてくれます。 読んでいて、自分のなかで変わったのは「迷い=自分の弱さ」ではなく、「不確実さに向き合う姿勢そのものが意思決定の一部なんだ」と受け止められるようになったことでした。確実性を装わず、妥当な範囲で判断する。その姿勢をどう作るかを教えてくれる本です。 特に、データで判断する場面が増えているのにモヤモヤが晴れない人に刺さると思います。
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出版社による紹介
あたかも事実のように扱われているデータ分析の裏には、正当化できないほど強すぎる仮定が課されている――。データ分析の結果を消費する、すべての人たちへ。最新のデータ分析手法を米国科学アカデミー会員の著者が、豊富な事例で最新理論「部分識別」を平易に解説する。
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