
ゴールドマン・サックス流 女性社員の育て方、教えます 励まし方、評価方法、伝え方 10ケ条 (中公新書ラクレ)
キャシー松井
中央公論新社 / 202007
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この本について
仕事で成果は出しているはずなのに、なぜか評価の場に名前が挙がらない。周りを見ると、同じように優秀なのに結婚や出産を機に姿を消していく女性が多い。この状況に、どう向き合えばいいのか…とモヤモヤしている人は多いと思います。私自身、部下の支援や評価の場に関わるたびに、「個人の努力だけでは届かない壁」が確かにあると感じます。 この本は、そんな現実に蓋をするのではなく、どうすれば組織側が支え、当事者が前に進めるのかをかなり具体的に書いています。とくに印象的だったのは、本人の能力だけでなく「名前が聞こえてくる状態」をつくる重要性や、スポンサー制度のように意図的に後押しする仕組みの話。強めのセルフプロモーションが苦手な人でも、どうすれば自然に存在感を届けられるのかが見えてきます。そして、無意識バイアスに気づくための言葉選びの工夫など、日々の現場で即使える視点も多いです。 「女性活躍」という大きな言葉に距離を感じる人でも、日々の会話や評価の仕方を変えるだけで、誰かのキャリアが大きく動くかもしれない。そんな実感を持たせてくれる一冊です。組織で女性メンバーと関わるすべての人に静かに刺さります。
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