
テレビが伝えない国際ニュースの真相 バイオ・サイバー戦争と米英の逆襲 (SB新書)
茂木 誠
この本について
国際ニュースを追っていると、表の出来事だけ眺めて終わってしまうことが多いですよね。派閥争いとか各国の思惑とか、断片的には見えるのに、全体がどうつながっているのかは自分ひとりだと整理しきれない。僕も、ニュースを読んでは「結局これは誰が得している話なんだっけ」と手が止まることがよくあります。 この本は、まさにそのモヤモヤを少しずつほぐしてくれました。たとえば、中国内部の派閥がどう動いてきたかという話が、人物の関係や過去の事件とセットで整理されていて、上海閥・共青団・習近平周辺の動きが一本の流れとして見えやすくなるところがあります。そして、パンデミック初期の混乱についても、あくまで公開情報をもとに「当時どういう権力配置だったのか」を追っていくので、ニュースの拾い読みでは絶対に得られない視点が手に入る感覚でした。また、国連や各国の外交で中国が影響力を強めた背景も、アフリカや中南米の事情と結びつけて説明されていて、単なる善悪の話ではなく、構造として理解しやすくなる点がありがたかったです。 陰謀論的な断定ではなく、「こういう文脈があるから、当時の報道だけでは理解しにくい」という距離感で語られているので、政治情勢の見え方を現実的にアップデートしたい人に向いていると思います。特に、ニュースの裏側を知りたいけれど、情報が散らばりすぎて整理できないという人にはすっと入ってくるはずです。 こんな人に刺さると思います。ニュースを追いながら「点はあるけれど線にならない」と感じているタイプの人。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要









