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ワールドクラスの経営――日本企業が本気でグローバル経営に挑むための基本の書

ワールドクラスの経営――日本企業が本気でグローバル経営に挑むための基本の書

橋本 勝則, 昆 政彦, and 日置 圭介

累計読者数7
平均ハイライト数 64.1件/人
推定読了時間 約6時間2分
star総合評価 75/100
menu_book精読型
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この本について

海外子会社の動きが見えないとか、本社の意図が現場に浸透しないとか、組織が広がるほど「自分は何をコントロールできていて、何が放置されているのか」がわからなくなる瞬間ってありますよね。個別最適でなんとか回してきたけれど、気づけば全体の筋道がぐちゃっとしていて、どこから手をつければいいのか迷うあの感じです。 この本が面白いのは、「グローバル経営」という大げさなテーマを語っているようでいて、実はもっと地味な“仕組みの組み直し”をどうやるかにずっと向き合っているところです。受注から回収までの流れをどう統一するかとか、SSCやBPOをどう組み込むと生産性が上がるかとか、誰が何を判断すべきかをコーポレートがどう設計するかとか、読み進めるほど「結局ここが曖昧だから自分の会社もしんどいのか」と気づかされます。現場の声への遠慮や放置が、時間差でインシデントや海外M&Aの失敗につながるという指摘も、胸が痛いけれど刺さりました。 特に響いたのは、ワールドクラスの企業が“標準化”を決して軽く扱わないという点です。抵抗されるのを承知で、時間とコストをかけてでも仕組みを整える。そこで初めて、財務・会計・タレント開発まで含めた全体最適が可能になる。派手さはないのに、実務に落ちる説明がずっと続くので、読んでいるうちに自分の会社のどこを直せるかが自然と見えてきます。 「本社機能って結局何をすべきなんだっけ」と立ち止まったことがある人には、とても静かに効く本だと思います。

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出版社による紹介

日本企業のグローバル経営の現実―日本にグローバル企業はないグローバル経営の「基本動作」に学ぶ
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