
グループ経営入門【第4版】: グローバルな成長のための本社の仕事
松田 千恵子
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推定読了時間 約6時間1分
star総合評価 78/100
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この本について
事業部門で汗をかいていると、「本社って結局何をしているんだろう」とか、「グループでいる意味って本当にあるのか」と、ふと立ち止まる瞬間があると思います。僕自身、現場寄りの視点で仕事をしていると、全体最適とかグループ戦略といった言葉が急に遠く感じてしまうことがよくあります。 この本は、そのモヤモヤを現実的な視点でほぐしてくれました。たとえば、なぜグループとしてまとまる「理由」を明確にしないと事業が離れていくのかとか、数字やスローガンよりも「どういう態度でミッションを追うか」の方が長期では効いてくるとか、普段の会議ではなかなか触れづらいけれど本質的なポイントが丁寧に書かれています。研究開発と事業の距離感の話や、本社が“縁の下”に徹して対話を促すべき場面など、具体的なシーンを思い浮かべながら読めるのもよかったです。 特に、事業を300億から400億ではなく3000億で考えてみる、という話は、自分の思考の枠がいかに狭いかを思い知らされました。無茶な数字に見えても、視野を広げるきっかけとしては本当に有効なんですよね。現場と本社の間で「結局どこを見るべきなのか」で揺れる人ほど、腑に落ちるところが多いと思います。 組織の中で、自分の仕事が全体のどこにつながっているのか見えづらい人に刺さる一冊です。
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出版社による紹介
経営戦略論・ファイナンス論を「現場で実践する」ことに本気で取り組んだ本。事業・財務・組織の3要素を統合して扱う具体的方策を、丁寧に、時にはコミカルに説くロングセラー。
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