
全社戦略――グループ経営の理論と実践
ウルリッヒ・ピドゥン and 松田 千恵子
ダイヤモンド社 / 2022-12-06
累計読者数9
平均ハイライト数 21.7件/人
推定読了時間 約8時間13分
star総合評価 69/100
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この本について
事業部ごとの議論は盛り上がるのに、「そもそ会社全体として何を目指しているんだっけ?」というところに来ると、一気に霧がかかったようになることがあります。僕自身、個々の事業戦略は理解できても、それらをどう束ねれば企業として価値が増えるのか…という問いにずっとモヤモヤしていました。 この本が効いたのは、全社戦略を“立派な言葉”ではなく“具体的にどこを見るか”へ引き戻してくれた点です。例えば、事業を単に並べるのではなく「最良のオーナーが自分たちである理由」をロジックとデータで説明する姿勢。あるいは、資源の「獲得-配分-運用-還元」をどう回すかという、聞けば当たり前なのに抜け落ちやすい視点。そして、理念・ビジョン・戦略の階層を丁寧に扱うことで、短期の施策と長期の筋が自然に結び付いていく感覚も得られました。どれも派手ではないのですが、仕事の判断基準が一段クリアになる感じがあります。 事業を“点”ではなく“面”で捉えたい人、または「多角化って本当に意味あるの?」と内心迷っている人には特に刺さるはずです。全社戦略と聞くと身構えがちですが、読み終わる頃には、グループ全体をどう動かすかを自分の言葉で考えられるようになります。
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出版社による紹介
全社戦略は事業戦略の積み重ねでは機能しない!コーポレートガバナンス・コード再改訂や資本市場改革で問われる事業ポートフォリオ・マネジメント(=全社戦略)の実践的な教科書決定版
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