
ビジネスマンの基礎知識としてのMBA入門
早稲田大学ビジネススクール
日経BP / 2012-06-25
この本について
仕事の場面で、「この判断って本当に正しいのかな」とか、「全体最適って頭では分かるのに、実務に落とすと途端に霧がかかる」というモヤモヤ、けっこうありますよね。部分最適の積み上げでは限界があると分かっていても、じゃあ全体を見るってどういうことなのか、具体的に説明できる人は多くない気がします。僕自身、部署の事情と会社全体の流れが噛み合わずに悩むことが多くて、この本を読みながらようやく輪郭がつかめました。 刺さったのは、まず「戦略は環境とのフィットで決まる」という、ごく当たり前だけど忘れがちな視点です。永遠に良い戦略なんてなくて、置き換えや省略、束ねるといった変化の中で何が起きているかを静かに見に行く必要がある。表面的な成功事例を真似する前に、前提ごと変わっていないかを確かめるだけで、判断の精度がかなり変わると思いました。 もう一つは、「内部の整合性」がきちんと取れていないと、どれだけ頑張っても会社がちぐはぐになるという話。ジョンソン・エンド・ジョンソンの例は極端に見えるけれど、優先順位を決めているだけで現場の迷いは減る。サービスが先か利益が先か、迷ったらどちらを取るのかを言語化するだけで、組織の動きが揃ってくる実感があります。 フレームワークも、暗記するのではなく「見落としを減らす道具」として扱えばいいという距離感も心地よかったです。理論と実践の間に橋をかける感覚を得たい人には、ちょうどいい一冊だと思います。こんがらがったビジネスの見え方を、いったん整理したいタイミングの人に刺さります。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの15%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




