
ゆがめられた目標管理 復刻版
一倉 定
日経BP / 2020-11-20
この本について
仕事で目標管理に向き合うたびに、「こんな数字、どうやって達成するんだろう」「そもそも何を基準に決められているのか」がモヤっとしたまま過ぎていくことが多いですよね。自分の努力がどこに結びついているのか見えないまま、形だけの制度に振り回されている感じ。僕自身、この違和感をずっと放置していました。 一倉定『ゆがめられた目標管理』は、その“言語化されないモヤモヤ”を真正面から切り取っています。特に刺さるのは、目標を「上司の決意であり、チェックは執念のあらわれ」と言い切るところ。部下の自主性云々のきれいごとではなく、会社が生き残るために何を達成しなければいけないのかを、客観情勢から引きずり出してくる感じです。また、「過去の実績から実現可能な目標を立てても、生きる条件を満たすかはわからない」という指摘は、ぬるい計画のまま一年を終わらせがちな僕には耳が痛くもあり、妙に納得感がありました。さらに、伸び率で見るべき業績や、経費削減が付加価値を損ねるケースなど、現場で起きがちなズレを具体的に押さえてくれます。 制度の形だけを整えて安心しがちな人よりも、「結局、何を基準に動けばいいのか」を自分の言葉で掴みたい人に刺さる本です。目標をただの数字ではなく、“会社が現実から受けている圧力そのもの”として捉え直すと、日々の行動も少し変わってきます。僕にとっては、表面のルールではなく、現場で本当に効く考え方を教えてくれる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要






