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ゆがめられた目標管理 復刻版

ゆがめられた目標管理 復刻版

一倉 定

日経BP / 2020-11-20

累計読者数5
平均ハイライト数 37.8件/人
推定読了時間 約2時間52分
star総合評価 78/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 63%

この本について

仕事で目標管理に向き合うたびに、「こんな数字、どうやって達成するんだろう」「そもそも何を基準に決められているのか」がモヤっとしたまま過ぎていくことが多いですよね。自分の努力がどこに結びついているのか見えないまま、形だけの制度に振り回されている感じ。僕自身、この違和感をずっと放置していました。 一倉定『ゆがめられた目標管理』は、その“言語化されないモヤモヤ”を真正面から切り取っています。特に刺さるのは、目標を「上司の決意であり、チェックは執念のあらわれ」と言い切るところ。部下の自主性云々のきれいごとではなく、会社が生き残るために何を達成しなければいけないのかを、客観情勢から引きずり出してくる感じです。また、「過去の実績から実現可能な目標を立てても、生きる条件を満たすかはわからない」という指摘は、ぬるい計画のまま一年を終わらせがちな僕には耳が痛くもあり、妙に納得感がありました。さらに、伸び率で見るべき業績や、経費削減が付加価値を損ねるケースなど、現場で起きがちなズレを具体的に押さえてくれます。 制度の形だけを整えて安心しがちな人よりも、「結局、何を基準に動けばいいのか」を自分の言葉で掴みたい人に刺さる本です。目標をただの数字ではなく、“会社が現実から受けている圧力そのもの”として捉え直すと、日々の行動も少し変わってきます。僕にとっては、表面のルールではなく、現場で本当に効く考え方を教えてくれる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

本書は『マネジメントへの挑戦』に続く、一倉定の初期著作シリーズの復刻版2作目である。 原書の執筆は1968年。競争の激化や人件費の高騰などにより、企業の大型倒産が相次いだ。 時代の変質を受け、マネジメントの見直しが問われていた時に、中小企業を中心に経営者の救世主となったのが一倉定だった。 50年以上前の本書の内容は、現代に書かれた新刊書と見まがうほどの新鮮さを有する。この事実をどう受け止めればいいか。ともあれ、時代に左右されない経営の本質を突いていることの証左であることは確かである。 【目次】 1章 経営不在の目標管理 形をかえた人間関係論/アクセサリーの企業目標 ほか 2章 目標の本質 「企業の目標」は生き残るための条件が基礎となる/上のせされる「トップの意図」/目標はワンマン決定でなければならない ほか 3章 目標の領域 ただ一つの目標は企業を危うくする/目標は必ず明文化すべし/目標には測定するモノサシが必要 ほか 4章 目標の設定 長期的ビジョンに立つ/中小企業は「賃金」から目標をきめよ/トップから目標が示されないときはどうしたらよいか ほか 5章 成果達成指導 成果は顧客によって得られる/結果に焦点を合わせる/「誤りの法則」とZDは矛盾するか ほか 6章 チェックなくして目標無 うまくいかないチェック/上司による定期的チェックが絶対に必要 ほか 7章 高収益高賃金経営の目標 目標と業績評価を結びつける/幹部の業績評価はこうして/高収益高賃金経営こそ生き残る道 ほか
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